40代からのわくわく副業ガイド

40代&50代でも無理なく始められ、スキルや経験を活かせる副業を。そしていずれは独立・起業も!という方のための副業入門ガイドです。

手作りアクセやインテリア小物をスマホアプリで販売

写真:スマホアプリで手作り品販売

趣味のハンドメイド作品もスマホアプリを使えば簡単に販売できる時代。手作りの一点ものイヤリングや個性豊かなネイルチップなど、送料も少額で済むアクセサリや小さめインテリアなら利益も出しやすい。スキマ時間を使って楽しみながらでき、好評価がつけばやりがいもアップする趣味と実益兼ねた一石二鳥の在宅副業。


【必要なスキル&装備】

  • ハンドメイドの作品を手芸・工芸等のスキル
  • 作品作りに必要な道具
  • スマホ

どんな作品が売られているのか、そして人気なのか、まずは見てみましょう。

個人間でハンドメイド作品を売買できるサイトとして有名なものは2つ。

minne(ミンネ)
Creema(クリーマ)

アクセサリーに洋服、インテリア雑貨に家具なども出品されています。オーダーメイドで作る表札や子供の入園・入学準備で必要な名入れ上履き入れやスモッグなども。

手作り作品ならではのオリジナリティが魅力で、一点ものが多いのも特徴です。

手芸やモノ作りが好きな方なら、「自分にもこれなら作れる」という作品も見つかるでしょう。例えばここ。

エプロン・スモックのハンドメイド・手作り通販 | minne

デザインも布地も様々で、一般的なショップより遥かに多いバリエーションから選ぶことができます。ただミシンが使える人から見たら、それほど難しい作りではないものが大半。どんな色と柄の布地をどう組み合わせ、どんな型紙で作るのか。作った作品を魅力的に撮影するスキルも重要です。

人気カテゴリはやはりアクセサリー。
ピアス・イヤリングは、街中のお店でなかなか出会えないユニークなデザインのものもたくさんあります。

作品は基本1点ずつ販売し、同じものを大量に作る必要もありません。スキマ時間で作って、完成したら出品・販売。忙しい時にはいつでも休止できます。ヒット商品がでて制作や発送が追い付かなくなれば、作業を外注することだってできます。

ミシンなど初期投資が必要なものもありますが、アクセサリーであれば、ニッパーやいくつかの小さな道具があれば始められます。ハンドメイドマーケットで販売することも視野に、何か新たなジャンルのモノづくりに挑戦してみるのもありでしょう。今ならYouTube動画で学ぶこともできますし、オンライン講座も利用できます。


【始め方】

始め方はとっても簡単。
まずはスマホに専用アプリをインストールし、無料会員登録です。

minne アプリ
Creema アプリ

ユーザとして購入する場合も、クリエイターとして販売する場合も同じアカウントで行うことができます。ヤフオクやメルカリを使ったことがある方なら、それと同じ感覚で出品できます。

販売したい作品ができたら、写真をスマホで撮影。出品ページで写真を追加し、作品名や説明文、カテゴリや価格などを入力するだけ。配送方法や送料なども細かく設定できます。画面もわかりやすいので、初めてでもそれほど悩まず、10分もあれば出品できると思います。

商品に興味を持ってくれた人がコメントを寄せてくれれば通知が来ますので、質問に答えたりリクエストに応じられるかどうか回答しましょう。購入されれば同様に受注通知がきます。クレジットカード決済などであれば即発送準備に入れますし、銀行・コンビニ振込などの場合は実際に入金となった後に通知がきますので、それを待っての発送となります。

詳細の流れはこちらでご確認ください。

minneやCreemaで売れたらどうする?受注~発送の基本の流れ - ハンドメイド作家のブログ


【成功のポイント】

なんといっても「欲しい」と思わせる魅力ある作品作り。
街中のショップなどでもありふれたものではなく、多少値段が高くてもここでしか買えない作品だと思ってもらうことが大事です。

なかなかオリジナルの作品アイディアが浮かばないという方は、「転用」「組み合わせ・掛け合わせ」「置き換え」などパターンを決めて考えてみてもいいと思います。例えばアクセサリーで一般的な加工技術を、文房具のデコに転用してみる。ハワイアンなものと和テイストなものを組み合わせてみる。素材の一部を置き換えてみる、などです。

先ほど「エプロンと三角巾」のセット商品がいくつもありましたが、同様に「セットになっている点が魅力」となるもの、他にもあるでしょう。「名入れ」「紐の長さを選べる」「ゴムの色を指定できる」など部分的なオーダーメイドも、作者と購入者が1対1で売買するマーケットプレイスならではのメリットです。

作品の魅力を増幅させるのが「写真」です。
背景をどうするか、どんな構図で撮るか、使っているシーンの写真はどうするか。

観葉植物や花、外国の新聞などちょっとした小物を添えることで雰囲気ががらり変わりますし、白いボードをレフ板代わりに使って光を調整するだけで作品の見栄えは格段にアップします。小さな商品の撮影であれば、1000円~3000円程度で売られているミニサイズの撮影ボックスも使えます。

商品撮影スキル向上の本もたくさん出ていますし、ネット上でもノウハウが公開されています。人気ある出品者の商品写真にもヒントがたくさん詰まっていますので、貪欲に学びましょう。

作品の魅力が伝わる写真の撮り方(#minne学習帖)|minne(ミンネ)
みんなに見せたくなる「ハンドメイド作品」の写真を撮る方法! ? kiwaseisakujo


【40代・50代の強みを活かす】

年齢はあまり関係ありません。

在宅でスキマ時間に無理なくできる副業なので、子育てでいったん離職した方が、時間にも余裕がでてきたタイミングで挑戦してみるのにも適しています。


参考書籍


確実に稼げる minne ハンドメイド 副業入門 (日本語) 単行本 – 2017/2/18


確実に稼げる minne ハンドメイド 副業入門 (日本語) 単行本 – 2017/2/18


参考サイト

  • une rose(ユヌローズ)・・・手作りアクセサリーをminneなどのスマホアプリで販売している方のブログ。写真の撮り方や発送方法などハンドメイド販売に役立つ情報を発信している。売り上げが急上昇したターニングポイントのことなども。

  • ハンドメイド作家のブログ-Handmade Note・・・ハンドメイド販売を成功させるためのテクニックや気を付けるべきこと、SNS集客や各スマホアプリの比較など、これからハンドメイド作品のネット販売を始めたい人にとって知りたい情報がいろいろ。