動画配信で人気YouTuberとなり広告収入を得る
エンタメ系から料理、DIYなど様々なジャンルで人気YouTuberが活躍中。YouTube動画配信で広告収入を得るには「直近12カ月で4,000時間以上の総再生時間」「チャンネル登録者数1,000人以上」などの条件をクリアする必要があるが、スマホだけでも撮影・動画編集ができ、切り口次第では全世界展開も。
【必要なスキル&装備】
- 動画撮影&編集スキル(スマホアプリでも可)
- 動画で情報発信できる特定のテーマ
- パソコンとインターネット接続環境
小学生の「将来つきたい職業」ランキング上位にも登場した「YouTuber(ユーチューバー)」。2014年にGoogleが「好きなことで、生きていく」をキャッチコピーにしたキャンペーンを大々的に展開したことで、多くの人が人気YouTuberを夢見て動画配信を始めました。
YouTubeで広告収入を得るには一定の条件をクリアする必要があります。また動画配信者の数も急増し、決して簡単に稼げる方法ではなくなっていますが、それでもジャンルによってはまだまだ狙えるところもあるでしょう。自身のPR・ブランディングの場として活用し、他の副業につなげてゆくこともできます。
特別高額の機材は必要ありません。何をどう撮るかにもよりますが、スマホ撮影でも十分にきれいに撮れますし、身体などに取り付けて撮影する小型の「アクションカメラ」も手頃な価格で購入できます。
動画編集も、最初ちょっと戸惑いますが、すぐ慣れます。Windows10に標準搭載されている「フォト」というアプリの動画編集機能が利用できますし、Macユーザなら「iMovie」で高度な編集が可能です。有料ソフトではサイバーリンクの「PowerDirector」(Amazon 12,964円)や、「Wondershare Filmora」(8,980円)などを使っている人が多いようです。今ならスマホアプリでも動画編集は可能です。
撮影機材も編集ソフトも、プロが利用している本格的なものは高額です。そして「高額の撮影機材や編集ソフト」があればいい映像が撮れるわけでもありません。むしろ動画の企画やシナリオ、どんな構図で撮るか、基本的なカット編集や字幕の入れ方などのほうが重要です。初期投資をなるべく抑え、その分まずはスキル向上で勝負しましょう。
人気チャンネルの動画をたくさん見ることも大事。
動画配信者としての視点で見ると、今まで気付かなかった様々な撮影・編集のコツが見えてくるはずです。
【始め方】
まずはYouTubeで新規アカウントを作ります。
既にGmailなどGoogleの他サービスを利用している方は、そのGoogle IDを使うことができます。
動画投稿はとても簡単です。
今から試しにスマホで適当な動画を撮影し、それをYouTubeに公開してみてください。投稿した動画はすぐ削除できますので心配ありません。
1.スマホで15秒程度の動画を撮影する
2.その動画をパソコンに取り込む
3.YouTubeにログインして「チャンネルを作成」
4.動画ファイルを指定してアップロード
5.動画のタイトルや説明を入力する
●サムシングファン「【徹底解説】YouTubeで動画を投稿する方法と注意点」
スマホアプリからの投稿ならもっと簡単です。
Windows10標準搭載アプリ「フォト」を使った動画編集方法はこちらが参考になります。
●実践編<動画編集> 初心者のためのWindows10「フォト」使い方講座
なおYouTubeで広告収入を得るためには下記条件をクリアする必要があります。
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- 公開動画の総再生時間が4,000時間以上
挑戦してみるとわかるのですが、これ意外と高いハードルです。ある程度動画本数が増えるまでは、どちらも数字伸びず、じれったい思いをします。
他人の動画も研究しながら、地道に積み上げていくしかないでしょう。
【成功のポイント】
YouTubeの動画には実に様々なものがあります。
人気YouTuberというと、テンション高めのエンターテイメント系映像を思い浮かべる人も多いと思いますが、もちろんそれだけではありません。料理レシピにペットおもしろ動画、車やバイクのメンテナンス解説、海外ユーザ向けに日本ならではの町並みを配信する人など、切り口は様々です。
技能試験の準備をしている人に向け、その解説をする動画なども人気です。
自分が配信可能な動画テーマにはどんなものがあるのか。
それをどういう切り口と演出で撮影し、配信するのか。
トークが苦手であれば、字幕中心でもいいですし、自分の顔は出したくないけど何かキャラを立てたいのであれば、手にはめて動かせるぬいぐるみ(腕人形)を使う方法もあります。
広告収入を得るまでに達しなくても、動画自体が強力な営業ツールとなります。サイトやブログへの集客、電子書籍の販促、コンサルティングやWEB制作といった仕事を受託するためのPRとしても活用できます。
動画配信は今非常にホットなジャンルでもあり、情報交換できる場もいろいろありますので、良質なコミュニティを探して参加しているのもいいでしょう。
参考書籍
世界一やさしい YouTubeビジネスの教科書 1年生 (日本語) 単行本 – 2021/2/20
YouTube完全マニュアル[第2版] (日本語) 単行本 – 2020/6/25
参考サイト
YouTube「クリエイター アカデミー」・・・YouTubeの公式コンテンツ。字幕を日本語に設定して視聴できる。コンテンツ戦略から、撮影機材のことまでいろいろ。本格的な動画チャンネルを作りたい人向けなので始めたばかりの人にとっては少々高度すぎる内容かもしれないが、まずは参考としてさらり見ておいてもいいだろう。
TAIGA Youtube Channel - YouTube・・・「オープニングどう作ったらいいのだろう」「登録車を増やすにはどうしたらいいのか」「動画の長さはどのくらいにしたらいいのか」など、始めたばかりの人が抱く様々な疑問に動画で回答してくれる。



















